トウモロコシが主原料のドッグフード

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 愛犬に合ったドッグフードを選ぶとき、何が材料に使われているかチェックするのはとても大切ですね。
ドッグフードのコーナーに並ぶパッケージの裏にある原材料表示を見てみると、一番目に「トウモロコシ」と記載があるドッグフードが意外に多いことに気付かれるかと思います。
原材料の表示は、使用した原材料の重量順に表示がされていますから、トウモロコシが主原料のドッグフードというわけです。
「コーンパウダー」、「コーングルテンミール」と記載されている場合もトウモロコシが使用されています。
こんなにたくさんのメーカーからトウモロコシを主原料にしたドッグフードが出ているのだから、犬の食事にはトウモロコシがあっているのかと思われるかもしれませんが、実際はそうではありません。

トウモロコシを使用しているのはコストを抑えるため

 ドッグフードにトウモロコシが使用されている理由の第一が、コストです。
トウモロコシと言っても人間用のものではなく、家畜用の飼料が転用されていますので、安価で大量に、安定して調達することができます。
また、コーングルテンミールはトウモロコシからコーンスターチを製造する際にできる副産物です。

トウモロコシでは犬が必要とする栄養は補給できない

 長い人間との生活で肉食から雑食になったといわれる犬ですが、動物性の食材からたんぱく質を多くとることが大切だと言われています。
また、草食動物に比べれば腸ははるかに短く、穀物を消化するのに適した体はしていません。
消化されやすくするためエクストルーダーという機械を使い高温下で圧力をかけて発泡成型されているのですが、200℃近い高温により、栄養素が破壊されてしまうため、再度ビタミン類などを添加しているところがほとんどです。
トウモロコシが主原料のドッグフードは、トウモロコシでかさ増ししたところに栄養素を追加して作っている、という状態なので犬の本来の食性からはほど遠いのです。

胃捻転の原因にもなりうる

発泡成型されたドッグフードは特に水を吸うと大きく膨らむ性質があり、胃捻転の原因の一つと言われています。
胃が大きく膨らんだ状態で動くことで胃が体内で捻じれてしまい、最悪の場合は死に至ります。

 以上のような理由から、最近ではトウモロコシが主原料のドッグフードを候補から外す人が増えていますが、お店にはいまだにトウモロコシを主原料としたドッグフードが並んでいるのが実情です。
ドッグフード選びの際は素材にこだわり、商品裏にある原材料表示のチェックを忘れずに行いましょう。
こちらでは年齢別ドッグフードの選び方と与え方について書かれています。
子犬用から成犬用、成犬用から高齢犬用へと上手に切り替える方法が載っていますので、ぜひ参考にしてください。